本日、パラアスリートの井谷俊介さんを講師にお招きして、パラリンピック集会を行いました。「夢の力」を演題に、井谷さんが生まれてから現在に至るまでのことや夢について話をしてくださいました。また、後半には走り方講座と、希望者の中から抽選で選ばれた子が井谷さんと勝負する企画が行われました。
これまでに昼の放送で、福祉委員会が井谷さんに関するクイズを行ってくれ、予習していましたが、実際に話を聞くと、子どものころのことや高校、大学のときのことなど、より深く知ることができました。井谷さんは、レーサーになりたいという夢を、一つの事故によって失いかけました。しかし、仲間や家族の笑顔を取り戻したいという思いをもつようになり、多くの苦難を乗り越えられたそうです。もうやめようと思った時、自分がこれからどこに進んでいったらよいのか悩んだときでも、夢のおかげで自分の進む道に向かって進むことができたと話してくださいました。
最後に、未来の子どもたちにかける願いとして、次の5つのことを伝えてくださいました。
・「ありがとう』の気持ち
・好きなことに、とことん取り組む
・だれかのためにがんばること
・夢に全力でチャレンジする
・前向きに、あきらめない
荻谷っ子が、くじけそうなときに、今回の集会で井谷さんから教わったことを思い出して、困難を乗り越え、夢を実現させることができることを願っています。
秋の深まりは、荻谷小学校の校庭にも表れています。木々が赤や黄色に色づいていたり、落ち葉のじゅうたんが見られたりします。
毎朝、子どもたちは登校して荷物の整頓などを終えると、真っ先に水やりに行きます。3年生が育てているイチゴは、ビニールハウスの中で、花をたくさん咲かせています。子どもたちは水やりをしたり、筆を使って受粉させたりするなど、毎日世話をきちんとしています。畑に大根やニンジンなどの野菜を育てている学年の子たちが、ペットボトルを使って水やりをしている様子も見られます。毎日の世話の成果が、野菜などの育ち具合に表れています。
野菜などの世話が終わると、運動場で遊んだり、ランニングをがんばって行ったりする子どもたちが見られます。中には10周くらい走る子もいて、そのがんばりに感心させられます。
11月になって、すこやかタイムで多様な運動をするのは今日が初めてでした。10月とは違った運動をすることで、楽しくバランスよく、多様な運動感覚を身につけることができると思います。
学年や学級で、馬跳びや長縄、ラダーを使った運動や、しっぽ取りなど、跳んだり、投げたり、走ったり、様々な運動に取り組んでいました。
2年東組では、道徳の授業で、「ぴかぴかがかり」という資料を読み、じっくり考え、自分の意見をまとめて発表することができました。3年西組では音楽でリコーダーの練習を行いました。先生が出すお題に該当する子が立って、楽しそうに演奏していました。
金曜日に行われるパラリンピック集会に向けて、各学級で掲示物の作成をしています。あしの芽学級では、作った花を寄せて一つの絵を作り上げていました。